先週の土曜日(天皇誕生日)に、群馬の川原湯温泉に行ってきた。
この温泉、2010年にできる八ッ場(やんば)ダムの
底に沈んでしまう宿命を持った温泉なのだ。
テレビでも結構とりあげられていて、そこそこ知名度はある。
朝の7時前に、地元の友達と共に家を出る。
そして、列車を乗り継ぐこと3時間ちょいで、
川原湯温泉に到着。
ここのシーズンは、紅葉の時期が最もヨイと思われる。
しかし、今は真冬。。。シーズンオフということもあり、
人そのものは少なかった。
でも、新緑の時期も結構ヨイのかな?
駅から歩くこと10分ほどで、源泉の「王湯」に到着。
入湯料は、300円。
露天と内湯があったのだが、露天が込んでいたので
あっさりと内湯にすることに^^;
温泉そのものは、70℃の源泉なので、水で薄めてあった。
前の人が水を入れすぎたせいか、ちょいとぬるかった。。
でもそのおかげで、のんびりつかるにはもってこい。
20~30分は余裕で漬かることができた。
特に硫黄の強すぎるにおいもないので、万人向けの
入りやすい温泉、といえるかもしれない。
温泉の源泉はダムの底に沈まないところから発見できたらしいので、
多分どうにかなるだろう。しかしその後がイカン。
温泉街を、ダムの沈まない高台に作ろうとしているのだが、
「風光明媚なリゾート」っぽくして売り出したいみたい。
今のこの温泉のよさは、素朴さ、というところにあると思う。
食堂もそばにあんまりない、宿もめっちゃ豪華ではない、
では何がいいというと、素朴さがヨイのだ。
その素朴さは、「風光明媚なリゾート」では出すことができまい。
昼ごはんは、群馬唯一の合掌造り(らしい)の店で、
煮込みうどんと、きびめしを食べる。
料金は、1250円(入湯料の4倍はするけどね。。)。
うどんは、濃い味でコクもあり、結構おいしかった。
きびめしは、もち米で炊いたご飯の中に、
きび(きびだんごの「きび」)がまぶしてあるというもの。
出来たてを食べたのもおいしさの要因なのだが、
それを差し引いてもおいしかった(*^_^*)
ダムの底に沈む前に、ぜひとももう1回は行きたい!
※温泉ならびに食べ物の写真は
後日アップするんで、今しばらくお待ちを!