新・クマックマのダラダラダイアリー

エスタディオクマックマ

おー!って思ったことをブログに書いてきます。

2021J1シーズン第1節:浦和-FC東京(監督が変わるとこうも変わる!)

2021年のJ1は、4チームが降格する

特殊なレギュレーションの下で行われます。

 

浦和は、リカルド・ロドリゲス監督を迎えての

公式戦初戦でした。

 

Youtubeチャンネルのプレシーズンマッチ配信を

見ている限りでは、

「それなりに時間がかかる」ことは

察しがついていました。

 

なので、FC東京という

「『プレスがめんどくさい』チームに対して

どこまでできるのか?」という点と

「新加入選手がどこまでやれるか?」という点に

関心がありました。

 

浦和のスタメンには、3人の新加入選手の姿が。

右サイドの明本、ボランチの伊藤(敦)、

それにトップ下の小泉。

結果、3人とも上々の浦和デビューだったのかと。

 

まずはトップ下でスタメンを張った小泉。

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前半開始早々にさっそく小泉がチャンスを演出。

VARの判定でゴールにこそならなかったものの、

こんな感じでチャンスを演出します。

中盤左サイドで浦和が素早くボールを奪う

(というか、FC東京のCBの状況を読まないヒールパスを奪う)

→小泉にパスが通り、テンポ良くFW杉本にスルーパス

→杉本がゴールに流し込むもののオフサイド

 

その後も小泉は小気味よいテンポでボールを捌き、

潤滑油としての役割を存分に果たします。

もしかしたら、昔ジェフにいた羽生と似たタイプ

なのかもしれません(頭がいいという意味で)。

 

 

明本は右の中盤アウトサイドでプレー。

サイドバックに入った宇賀神との連係で

相手を「制圧する」まではいかなかったものの

「まともに仕事はさせない」状態を維持。

スキを見て攻撃にも絡んでいました。

うまく行けば武藤の跡継ぎ候補に名乗りをあげるかも。

 

ボランチに入った伊藤(敦)は、

「ガタイがいい、足下が器用、

そして気の利いた動きをする」という強みを

存分に発揮していました。

もう少し物怖じするかと思いきや、

物怖じしている様子は感じることはできませんでした。

「ま、普通にスタメンに出るわな」というところを

見せつけることに成功しました。

 

新加入選手の3人に引っ張られる形になったのか、

リカルド・ロドリゲス監督のやり方が浸透しつつつ

あるのか、既存の選手も昨シーズンに比べると

確実にイキイキしていました。

「監督変わるとここまで変わるのか?」という

ところでした。

 

試合は、前半は浦和がVARでゴールを取り消され、

FC東京がボールを持たされ、

多分浦和が想定したであろう展開になりました。

ただ、浦和も決定的なゴールシーンは作れないまま

前半が終わります。

強いて言えば、

杉本の決定的な空振りシーンと、

前半終了間際の山中のFK

(小ネタを小泉が演じまくっていた)、

くらいでしょうか。

 

後半はFC東京がサッパリな出来だった

FWディエゴ・オリヴェイラを下げ、

タイプの違うFWアダイウトンを投入してきます。

 

それでも、そんなに前半と流れは変わらず。

浦和のCKが多かったように感じたものの、

FC東京は「はね返せるからいいよ」という感じで

CKに逃げていたフシも。

 

先制点は浦和のCKから。

小泉の右からのCKのこぼれ球が、阿部の目の前に。

QBKだったかもしれませんが、阿部は逃すことなく

ゴールに蹴り込み、浦和が先制。

 

しかし、この10分くらい後に、CB岩波が結構

危ないカンフーキックで相手を止めてファウルを

与えてしまいます。

このFKから、浦和がゴールを許してしまいます。

 

この後、浦和は同じく新加入の田中達也

それに2年目の武田を投入して逆転を狙うものの結果を出すことはできず。

 

FC東京も、昨シーズンまで浦和にいた中盤の底の青木ことカピバラ

ハヤブサ(ていうか「ハヤ」い「ブタ」っぽい体型になった?)の永井などを

投入してくるものの、同点に追いつくのが精いっぱいという感じでした。

(ただ、岩波がだいぶ怪しいプレーをしていたので、

 付け入るスキはあったとは思います)

 

結局、1−1で試合終了。

浦和が優勢に試合を進めていたように見えますが、

結果としては妥当なのかもしれません。

 

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とはいえ、運動量が求められるサッカーなので

「暑い時期を乗り切れるのか」とか、

5人の交代が続く限りは、試合の流れをがらっと

変える「ジョーカー」的な存在が

必要になるとかはあると思います。

 

今の浦和は、決定的にこのジョーカーが小粒感で

溢れているので、ジョーカー問題は重くのしかかる

可能性が大きいです。

 

ともあれ、

2020シーズンのような絶望感は感じる可能性が

多くないことはわかりました。

 

「尻も浮く」可能性、「唸る」可能性、

そして何より試合を継続して見る気がおきる可能性を

感じました。

 

この感覚は、ミシャ時代にも感じたのですが、

それよりもフィンケ自体の感覚のほうが近いものかも

しれません。

 

 

【選手採点】

GK;西川(6.0)

1失点はしたけど、仕方ない。

 

DF;宇賀神(6.0)

試合前は欠場説も流れましたが右サイドでフル出場。

明本とともに右サイドを封じ込めた。

 

DF;岩波(5.5)

最終ラインでよく潰していたが、終盤は怪しいファウルが2回ほど。

FC東京のスタッフからも「イエローでないのはありえないだろう」とか

野次られる始末(てかやじるな、瓦斯スタッフ)

 

DF;槙野(6.0)

ちゃんとした監督が来て、ちゃんと言うことを聞かせれば

これくらいしっかりした結果を見せるところはさすが。

 

DF;山中(6.0)

役割が整備されて生き生きとしている感じが。

ちゃんとした監督が来ると結果を残すのね、という感じ。

 

MF;伊藤敦(6.5)

新人、かつデビュー戦としては上場の出来かと。

ガタイがいい、足下がうまい、気が利くの三拍子が揃っている。

 

MF;阿部(6.5)

さすがのプレーを見せつけてくれた。

2021シーズンの浦和初ゴールもゲット!

 

MF;明本(6.5)

宇賀神とタッグを組み、FC東京の左サイドをほぼ無力化することに成功。

とにかくよーく動くことはわかりました。

「アリバイ守備ではなくリアルに守備するエスクデロ」という感じ。

 

MF;小泉(7.0)

線の細さは感じるけれど、自分のイメージ通りのところにトラップし、

そこから小気味よくボールを展開する姿にはびっくり。

後半はちょっと熱くなりがちなところも見せたが、ご愛嬌。

 

MF;汰木(6.0)

昨シーズンよりは色々幅が広がってる感あり。

ただ、調子が継続しないこともわかってるので、

連戦後半まで持つかどうか。

 

FW;杉本(6.0)

オフサイドになったゴールは、悪くないかたちだったかと。

がむしゃらだけでなく、チームとして守ってる感がすごくあった。

 

MF;田中達也(5.5)

小泉と交代して出場。

 

MF;柴戸(採点なし)

足が攣った阿部と交代して出場

 

MF;武田(採点なし)

終盤に切り札的扱いで、汰木と交代して出場。

 

 リカルド・ロドリゲス監督(6.5)

昨シーズンの壊滅的な状況をここまで立て直したことに

びっくり。まともな監督であることを目の当たりにした。